<相談前>
依頼者:30代男性
相手:妻
状況:①別居 ②性格の不一致(浪費/生活費) ③財産分与 ④慰謝料 ⑤協議離婚
妻とは職場内で仲良くなり、お互いが出会った地方都市で婚姻したのですが、
急遽、依頼者の勤務関係で関東地方に転居することになりました。
そのタイミングで妻が妊娠したため、妻が里帰り出産という理由で地方都市の
実家に帰ったきり一向に戻ってきませんでした。
当初は何も疑問に思いませんでしたが、半年くらい音信不通になり、
その間も妻が一度も帰宅しなかったので、妻の実家に伺ってみました。
話を聞くと、妻から生活面において、夫の浪費ぐせで、妻への生活費の
支払いが全くなく、その結果経済的に厳しい状況下にあったため、
妻が精神的に参ってしまい、「価値観が合わないと判断した!」
と言われました。それに加えて、
「お互いの性格が明らかに合わないので一緒に生活したくない!」と
言われてしまいました。
しまいには、「弁護士に相談しているので離婚してください!」
と言われてしまったので、弁護士法人前島綜合法律事務所に相談に行きました。
<相談後>
受任後、すぐに妻へ離婚請求に取り掛かりました。
夫側から妻へ離婚を求めるも、妻も弁護士を立て、夫に対して
財産分与と慰謝料100万円の請求をしてきました。
当初は感情的になっていましたが、お互い弁護士を立てたので、
当事者同士の感情的なトラブルには発展せず、弁護士同士の冷静な交渉の結果、
依頼者が妻へ離婚解決金45万円を支払うこと、養育費として月3万円支払う
ことで合意が成立しました。
<弁護士からのコメント>
弁護士の価値が一番発揮できたのは、妻の居住地が遠方であったため、
公正証書の作成は技術的に難しい状況でした。最終的には、地方都市の
家庭裁判所へ離婚調停を申立てましたが、夫本人は仕事の都合上地方へ
出向くことができないため、弁護士が地方都市の裁判所へ出張し、
調停の席上協議離婚届を作成、解決金の支払いについては調停調書を
作成し協議離婚を成立できたところは弁護士がサポートできたから
迅速な解決につながっていると考えます。
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