<相談前>
依頼者:30代男性
婚姻:10年
子:2人(9歳・3歳)
状況整理
└別居
└DV加害者
└慰謝料
└離婚調停
└離婚訴訟
<相談前>
年明けに妻の不倫と売春行為、きわめつけは風俗店での勤務が発覚しました。
依頼者はその事実に対して大きく憤慨し、抑えきれぬ感情から妻に手を挙げてしまいました。
当初は妻も反省の言葉を口にしていましたが、状況は全く改善しませんでした。
その後、突然妻は子供を連れて家を出て行ってしまいました。
どうすることもできず、双方の両親を交えて話し合いの場を持つように働きかけましたが妻側から拒否されてしまいました。
硬直状態が続く中で、依頼者が手を挙げたことにより妻は弁護士を立て,
裁判所にDVによる「保護命令(妻に近づいてはいけない)」の申し立てを
してきました。
さらに、追い打ちをかける離婚調停の申立もしてきました。
もう個人では対処できなかったため、今後の対応について
前島綜合法律事務所に相談に行きました。
<相談後>
受任後、弁護士は妻側が申し立てた保護命令について、弁護士が代理人に
なる前に話が進んでいたため、代理人として審問(事情聴取)の為、
裁判所に出向き、事情を説明しましたが、裁判所は保護命令が認められて
しまいました。
即時抗告(異議申立)もしましたが、保護命令が却下されることは
ありませんでした。
離婚調停については,財産分与額について双方の主張の開きが大きいことから
調停ではまとまらないとして不成立となり、離婚訴訟に移行することに
なりました。
離婚訴訟においては、時間がかかりましたが弁護士に代理人になって
いただいたことで、最終的には納得できる慰謝料も受け取り、
和解が成立しました。
<弁護士からのコメント>
本案件は保護命令の却下はできませんでしたが、本案件に関わらず、
保護命令、子供の引き渡しの保全処分などは弁護士への依頼を迅速にして、
代理人が早急に対応することが必要となるものです。
弁護士に依頼をすることで費用がかかってしまいますが、その費用で
勝ち取れるものに比べるのであれば、迅速な決断をすることをお勧め
いたします。
何度も繰り返させていただきますが、申立てを検討している側は
もちろんのこと,申立てられた側の方の相談にも応じておりますので、
早急に弁護士に相談に行かれることをお勧めいたします。
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