男性側
①依頼者:60代後半
②婚姻:約40年
③子:成人済
④婚姻費用分担調停
⑤離婚調停

<相談前>
依頼者は家族を養うため現役時代は仕事一筋でした。
しかし、定年退職後、家にいる時間が増えて、妻との口論が
増加してしまいました。
お盆のため、一人で実家に帰省していました。
妻の荷物が運び出されていて、当然のことながら妻も家にいませんでした。 
「神隠し」なのかと思いきが横転していると、後日、妻は弁護士を立て,
離婚及び婚姻費用分担の調停を申し立てました。
突然の送付に戸惑ったため、とても個人間で対応できる内容でないと
判断して、前島綜合法律事務所に相談に行きました。

<相談後>
受任後、依頼者は日々の生活で妻とのすれ違いが起きていることを実感して
いたので、遅かれ早かれこのようなことは起こると思っていたようで、
弁護士と話し合い、離婚に向けた準備に取り掛かりました。

離婚には双方合意していたので、婚姻費用の金額が最大の争点となりました。
相談者の資産が高額であったことで、妻側の弁護士から高めの金額で
打診があったものの、こちらとしては「妥当な金額」で話を進めたかったため、
やや争いがありましたが、結果的に双方納得のいく内容に弁護士が間に入って
調整した結果、まとめることができました。

<弁護士からのコメント>
熟年離婚の場合、財産分与が高額であると、こう着状態になってしまう
傾向があります。
やはり、当事者間では、どうしても感情的な対立が起こってしまいます。
その結果、なかなか話がまとまらなかったり、まとまってもどちらかが
損をして、どちらかが得をするといった偏った内容になったりすることが
あります。
お金が絡む内容において、「炎上」する前に、本案件のように、
早めに弁護士に相談されてはいかがでしょうか。

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