女性側
①依頼者:40代
②婚姻:16年
③子:10歳・6歳
④面会交流
⑤養育費

<相談前>
以前から夫婦の仲は冷え切っており、家庭内別居のような状態でした。
夫から突然離婚を切り出され、ゴールデンウィークまでに家を出るように言われました。

離婚を切り出してきた理由としては、依頼者との性格や価値観が結婚生活を続けていく上で全く合わず、その原因は自分ではなくて、依頼者が異常な人格だからだというような言い方を最後に吐き捨てていきました。
その後、生活費を入れてもらえなくなったため、婚姻費用分担調停と夫婦関係円満調停を申し立てました。
離婚はしたくないと当初は考えていたものの、調停はこれまで2回相談者自身で対応しましたが、関係の修復の兆しもなく、もはや離婚は避けられないと思いました。
覚悟を決めて、今後の対応について前島綜合法律事務所に相談に行きました。

<相談後>
相談後受任し、これまでの状況を引き継ぎ、3回目の調停より代理人として対応いたしました。
夫側との話し合いを通じて、離婚は避けられない前提で、婚姻費用・面会交流と養育費についてまとめる方向となりました。
婚姻費用についてはすぐに成立したものの、養育費と面会交流については双方の主張が折り合わず調停不成立となり、訴訟対応となりました。
訴訟においても、夫側が当初は納得しておりませんでしたが、弁護士主導でこちらの主張を地道に裁判所に伝えたところ、裁判所として和解案が提示されました。
相手方は最後まで納得しない姿勢で、裁判所も困り果てていましたが最終的には,弁護士の粘り強い対応で、親権も相談者側、養育費も相談者が納得いく金額で和解が成立しました。

<弁護士からのコメント>
インターネット等により情報の入手がしやすくなり、ご自身で対応されるケースが多く思います。インターネットにある情報は必ずしも正しい情報とは限りませんし、事案や解決方法も千差万別です。
本案件も、個人で対応してしまったがために、裁判対応まで行ってしまい、通常より時間はかかりました。
それでも弁護士がサポートしたことで、相手方との話し合いに関しては、スムーズに解決できた事案だと考えます。
個人で対応した際に、目先の「弁護士費用」は抑えられるかもしれません。それによってもっと大切な「時間」を失ってしまった事案でした。
最短で解決するためには、正しい法的知識を備えた弁護士への相談・依頼をお勧めします。




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